「最後にもう一度だけ。」と せがんだ君の唇が別れの言葉を 放ったのはついさっきのことで 僕ら他人なのに何故かキスする この愛の終着駅は今日 君が飛び立つ出発点 この空港が最後 長かったような短かったような 二人の恋路はここで途切れてしまう 「またね。」って言葉に 祈りを込めすぎたせいで 君に届く前に重みで 地面に落ちてしまったの 涙と 青い空に放たれた恋心 二人が愛し合っていた記憶ごと 風に乗せて名前も 知らないあの街へと 連れて行ってくれないか? はじめて傷がついた青のLIFE 抱きかかえて これからどう生きていこう 満たされている時は気が 付けなかった この世界は喜びが寂しさを 隠していると あの日から僕は ブルーバードのハンター 幸せそうな人を妬んだり恨んだり 狙いを定めた途端に君の言葉を 思い出した 「幸せそうな人を見てるだけでも 幸せね。」 引き金も引けないほど 震えてしまった 今はどんなに忘れられない記憶でも いつかは消えてしまうものだから 言い聞かせて ただ空を眺めてる あの日ずっと見送っていた 君が残してたひこうき雲は もうここにはない 消えてしまったんだ はじめての恋だったな 青い空に放たれた恋心 二人が愛し合っていた記憶ごと 風に乗せて名前も 知らないあの街へと 連れて行ってくれないか? はじめて傷がついた青のLIFE 強くなれたかな もう傷つきたくない だけど君になら… なんてまだ思ってしまう