君のまゆげとまゆげが ぴったり寄り添ってたから 猫の手も借りたいほどの 僕の手貸したよ だけど君は迷惑そうな顔で おじぎを交わした 「ありがとう でもひとりきりで 考えたいの」 僕が空気を吸うと 酸素が減るみたいに ふくらんでた世界が しぼみはじめてた 1+1が2にならない ふたり一緒にいても 喜びやさしさ ふたつにならない もしもね 君の散歩道 僕が邪魔になる日は はんぶん置いてって 君が好きだから 君がひとりじゃ持てない 重たい荷物の中身を 少しずつ運び出してた 君のために 君が「出来た」と笑う その笑顔が見たくて 僕はいくつの部屋に 鍵をかけただろう 1+1が2にならない ふたり一緒にいても キングとクイーンは相席出来ない もしもね 君の庭園に 蒔いた種が咲いたら はんぶん持ってって 君が好きだから 僕から君を引くと 1にも満たないから そうだね 君は他を 探すべきなんだ 1+1が2にならない ふたり一緒にいても 喜びやさしさ ふたつにならない もしもね 君の散歩道 僕が邪魔になる日は はんぶん置いてって 君が好きだから はんぶん置いてって 君が好きだから