<♪> 遥か遠くで あなたを待つ一羽の鳥 翼を 折り畳み 何処にも飛ばず佇む 錆びた籠の中 朧げになった日々は 薄れていくほどに 美しい彩を放つ 誰か私の声を どうか届けて下さい あの空へ あの雲間へ あなたの眠る麓へ The distance to the heaven The distance from my heart 鳴き声を上げるように 閑かに閉ざされた 空が口を開けてゆく The distance to the heaven The distance to the sky やさしい雨が落ちる 濁ったわたしの淡い願いなど 濯い流すように <♪> 月日はどれくらい わたしを隠したのだろう 微かな光りさえ 痛みを覚えてゆく 誰かわたしの羽根を どうか千切ってください 選べない 自由ならば いっそ持たずにいきたい The distance to the heaven The distance from my heart 瞼に刻みつけた あなたの面影が 漆黒の闇に溶ける The distance to the heaven The distance to the sky 冷たい雨は落ちる 握りしめた掌の熱を 奪い拭うように ( 閉ザシタ鳥籠 閉ザシタ両脚 未来ヲ紡イデ 落チテク黒鳥 閉ザシタ鳥籠 閉ザシタ両脚 アナタヲ想ッテ 落チテク黒鳥……) (Why am I standing here alone? Where am I standing right now?) ……水圧に侵される感情 水の中に消えてくざわめき 沈みながらわたしは思った あの空を あの雲間を あなたの笑顔を The distance to the heaven The distance from my heart 鳴き声を上げるように 閑かに閉ざされた 空が口を開けてゆく The distance to the heaven The distance to the sky やさしい雨が落ちる 濁ったわたしの淡い願いなど 濯い流すように The distance to the heaven The distance from my heart The distance to the heaven The distance to the sky THE DISTANCE TO THE HEAVEN