Track by吉田未加
夜を馳せていく 電車の遠い揺らぎ このざわめきも さらってくれたなら 波のように どこにもある路地の 誰もいない部屋に 代わり映えない僕の灯り 遠くで響く街の灯り 晩夏の窓辺に 陽炎かすむ揺らぎ 焦りも憂鬱も 宙に溶けてしまえば 泡のように どこにいたとしても 懐かしい夕暮れは 冴えない僕たしなめて 部屋に優しく積もる ♪