夜になる 孤独になる時がある 朝がくれば ようやく眠りにつく 夕暮れが綺麗な 今この時も きっと誰かは 悲しみに潰されている 夜になる またひとりで泣いている 朝がくれば このままもきっと終わる 寒い部屋 あたたかい雪が降る 洗濯物は 溜まったままだった 掴みそうになっては 消えてゆくばかり 悲しみは 急に訪れる 大事なものを攫っていく だから「おはよう」も 「おやすみ」も大切に伝えたい 僕は君を守ることが できるだけ抱きしめている 明日 この街を出る それでも 君は元気でいて 笑って 手を振ってくれ そうだと そうだと嬉しいな いつも「おはよう」も 「おやすみ」も 大切に伝えてくれた君は 僕にとって かけがえのない君だった