夜が明けるのを待っていたんだ 涙に濡れた枕に顔をうずめた ガラクタで埋まったこの部屋で ギターだけは私の味方だった 壊れてしまうと知っているモノを 愛せやしなかった 愛したくなかった どうでもよかったのに こんなの僕じゃないよ 独りでいいんだよ 寂しがっていたって僕は独りだよ 欲しいものは1つもなかったはず なんだ なのになんでねえ 在処、 探してしまうの 涙枯れるのを待っていたんだ もう独り泣かなくても済むように 何もなくなった僕の心を 歌だけは救ってくれたのに 消えてしまうと知っているモノは 知ろうとしなかった 知りたくなかった つまらなかったのに どうして僕はこんな寂しいのに 独りでいいなんて強がってんだって どれだけ強がったって僕は 弱いままだ だからさねえ 在処、 僕を探してよ 過去の傷と戦って 僕が僕を愛せなくて 僕ずっと、ずっと… 消えてしまいそうな声で 壊れかけた身体で 僕ずっと、 ずっと…頑張ってたんだよ こんな僕でもいいと愛してくれよ 失くしたモノ全部今更欲しいの 捨てたかったモノ 全部捨てられなくなった なにもない僕を許してくれよ 僕のことを忘れないでよ ねえ 在処、僕はここだよ