ここに非力な人間が1人 大事な人さえ救えずに ピースの欠けた日常を今も 後悔と歩んでいる あなたと出会い 会えなくなった今まで どれだけの年月が経っただろう 永遠などないと知っていたけど 近づく終わりに気づけなかった 続いていた物語が 無情な形で終わり迎えた あなたのいる素敵な日常よ 今、さよなら 愛していたんだ 心のどこか奥底であなたを 想っていた この想いなんて叶わなくていい ただあなたの側にいたかった まだ記憶に夢を語るあなたの横顔が 残っている もし未来もずっとあなたといられた なら 叶うことない願いと想い 時間は忘れさせてはくれない あなたのいる素敵な日常よ もう、さよなら 初めて会ったあの日に時を 戻してくれよ 非情な神よ この結末を僕は変えたいんだ 終わりではなく 始まりに あなたが鮮やかな絵画を 描くはずのキャンバスの上を今 僕は歩いてる 悲しい記憶と 今でも残る後悔と 今立ち止まって涙を全部 流しきって前を向きたい でも僕が生きる限り 悲しく儚い物語は 続いていくから