思い出したのは君のこと ああ もう一度戻れるのなら なんてことを考えても どうにもならないのに ああ 目を閉じれば聞こえてくる メロディを口ずさんで 見えない明日に向かっていくんだ 固く結んだ心の紐を解くように 何度も何度も記憶の中で 思い出すのは君のこと せせらぎに私の声を預けて 流れる想いは歌になって 色づくよ 空に届きますように ああ もし神様がいるのなら 変わり映えないこの毎日に 光を差し込んで ああ 電車に揺られ辿り着いた 出逢いがいま時を超えて 重なる明日に向かっていくんだ 忘れたまま置いてきた謎を 解くように 何度も何度も記憶の中で 思い出すのは君の声 止まってた時計の針は動いて 奏でる想いは夢になって 描くよ さあ旅の始まりだ もうすぐ夜が明ける 白い手に招かれた先に 発車の合図が鳴る 思い出したのは君のこと たくさんの愛を与えてくれた 溢れる想いは歌になって 色づくよ いつまでも 永遠に届きますように