青いカーテンに沿って隔たれた その視線は僕と合わない 呼吸をしたってきっと急かされる この歌の様に 見たい音像は幾度描かれた 神の如く解も疎らで 記号に向かってそっと手を伸ばす 淀みの中で 時代の葬列さえ 歴史になっていく 思想の空白化で 自由を待っている 未完の生活から 苦悩が鳴っているけど 此処に居るよ 君の心はやけに静かで 君の声は誰かのもの 君の姿は変わらぬままで 君はただ待っていた 愛されてみたかったと 君は常に言うけど それが何を指すのか ねぇ何も分から無いんだよ 悲しみを手に取ったり 喜びを飲み込んだり それを見てみたいんだよ、ねぇ 世界の喧騒さえ 名前を呼んでいる 不安の連続から 施策を練っている 綺麗な永遠がさ 墓標になったとしても 傍に居るよ 君の心はやけに静かで 君の声は誰かのもの 君の姿は変わらぬままで 君はただ待っていた 不完全だった道中の僕等 喝采が降っている夜を 手を取り合って堂々と進もう 砂丘の向こうに感動があるの? 安全な肯定は無いよ 最新刊の今日が見たいよ 君の心はやけに静かで 君の声は誰かのもの 君の姿は変わらぬままで 君はただ待っていた