曖昧に描くモチベーション 滲んで見える風景 気づけば在りし日の自分と 待ち合わせている 手に負えない淀んだ朝 秒針が脳に響く 寝ころがるソファから見えた 空は青い 暑すぎた夏は遠くへ イメージを形に変えなくちゃ オーロラのように 壮大に輝いていても 見ているだけの幻想ならば 必要(いら)ない ぶち当たる壁は臆病さが 創造した不安だ ひび割れた場所を探し 足をかけよじ登るんだ 生まれ変わろうとしたって 黄色が青にはなれない それでも違う色を選んで 自分の色を見つけて パレットの上、模索する可能性 加速する水の流れに飲まれて 息継ぎする度溺れそうになる すがる想いで手に取った その絵の具が 明日を塗り替えてくれる そんな淡い希望を抱いて ぼやけてた未来が鮮明に オーロラのように 壮大に輝いていても 見ているだけの幻想ならば 必要(いら)ない そびえ立つ壁が思うより 高かろうとも 自分のステップを見つけて 足をかけよじ登る オーロラのように 無限に広がっていても いつか消えてしまう幻想ならば 必要(いら)ない 頂点(いただき)に続いていく ルートは決して一つじゃない もう一歩先のステージへ 願いをかけはい上がるんだ