最終電車を見送ったホームで 缶コーヒーを握りしめている 「頑張れ」 なんて歌が嫌いになったのは いつからだったかな 出来損ないのまま大人になって 言い訳ばかりが上手くなった 理想の自分はスマホの向こう側 ため息で画面が曇った でもこのままじゃ終われないって 心の奥で誰かが叫んでる みっともなくてもいいじゃないか さあ幕が上がる 夜明け前のステージに立って 震える足でいいから最初の一歩を 踏み出すんだ カッコ悪くたって笑われたって 構わない 僕が僕を諦めないって決めた今日が 始まりの日 ヒーローになんてなれなくていい ただ僕が 僕であるために歌いたいんだ 引き出しの奥にしまい込んだままの 埃をかぶった夢の設計図 もう一度広げてみたら 案外 まだ戦える気がしたんだ Yo, a-yo 繰り返す凡庸な日々(Days) 抜け出すためにもがく My way 過去の栄光なんて No thanks 未来はこの手で Make sense 誰かのせいにするのはもうやめた 全部自分のせいだって認められたら 少しだけ楽になれたんだ さあ鐘が鳴るよ 夜明け前のグラウンドに立って 泥だらけでいいからボールを 追いかけてみるんだ 正解なんて知らない 間違えたって構わない 僕が僕を裏切らないって決めた 今日が始まりの日 失ったものばかり数えていたけど まだこの両手には何かが 残っているはずだ すり減ったスニーカーの靴紐を 解けないように固く結び直す 転んだ数だけ強くなれるなんて 嘘だと知っていても Yeah, one more time! 負け犬の遠吠えじゃない これは再起を誓う咆哮(shout) 限界線なんて自分で引くな まだ日は昇っちゃいないぜ C'mon! もう一度だけ信じてみたいんだ あの日の自分が憧れた未来を この手で掴めるってことを さあ陽が昇るよ 夜明け前の地平線の向こう 涙の跡も乾かぬまま顔を上げて走り 出すんだ 報われなくたって無駄になったって 構わない 僕が僕を生きてやるんだって決めた 今日が始まりの日
