ちっぽけな隠し事を一つ 参考書と一緒にカバンに詰め込む 空には飛行機雲一つ ゆっくりと歩き出す私の歩幅で とりとめのない会話で笑ったり すれちがったり 時間は流れていく 風の声を聴きながら 代わりゆく季節を思う いつか小さな秘密 話せる日がくるよね 焦らず歩いて行こう 放課後のチャイムが鳴り響く せわしなく一日が終わりを迎える 手を振りまた明日ねっていう いつまでも続いてく時間に思えた まだ少しだけ素直になれなくて 照れくさいから 言えないこともあるけど 風の声を聴きながら 暮れていく空を見上げる 夕日が頬を染める 明日もまたいい天気 立ち止まりまぶた閉じる <♪> やがて大切なものを 忘れてしまわないように ほんの小さなささやきに 耳をすませる 風の声を聴きながら 変わらない毎日を願う いつか小さな秘密 笑える日がくるよね 焦らず歩いて行こう ゆっくり歩いて行こう