飛べないんだ僕は 羽根がないからね 生まれた時から ずっと前からわかっていたから 悲しくはないけど 君は魔法使いで くすんだ街を たまに照らす すぐに見えなくなるから あまり意味はないけど 最後の魔法は不発に終わるだろう 誰にも気づかれないままで霞んでゆく 確かにある光 消えそうな 夢とか希望が 忘れてしまった約束が 言えないで飲み込んだ言葉が 未だに強く脈を打つ まだ何も変わらないけど 行かなきゃ ほらイエスと言え 美しい言葉を並べ立てて君を描く 嘘臭いと思うだろうか 全部本当の事だよ 有り余る情熱が 君を追い詰めるだろう 阿呆みたいな顔して流れてく 人混みを追いかける 見えそうで見えない答えが どうにもならん苛立ちが 小さくても消えない魔法が 未だに足を突き動かす まだ何も判らないけど 行かなきゃ ほらイエスと言え 邪で嘘つきで偽善者で何も持っていない 横着でおっちょこちょい可愛くないが悪気はない いかにもつまらんがそのまま世界を救ってみたい なんとも 下手くそで 足りない足りない足りない足りなーい僕らの 最後の魔法は不発に終わるだろう 誰にも気づかれないままで暴れ出す 頼りない胸の鼓動 不味かった昼飯の記憶が 無駄な夜更かしの行方が 見送ったあの日の夕焼けが 未だに強く脈を打つ 消えそうな 夢とか希望が 忘れてしまった約束が 言えないで飲み込んだ言葉が 未だに強く脈を打つ まだ何も変わらないけど 行かなきゃ ほらイエスと言え 羽根は未だ無いけれど 俺は 行かなきゃ ほらイエスと言え