消えそうなくらいに飛ばされてく 嘘みたいな青さ憶えてる 上空で 見えないほど霞んだら こたえを出すんだろう 通りすぎてみたいけど ここにあった時間を 彩れない 風にまかせないようにありふれた 言葉で 吹き飛ばしてしまえばいい 『ゆるいカーブ 酔わされる』 冷たい風あおいで 夜空にとけてく もう泳げない 雲を追い越して 青いはずの世界 煙の中でも 遠回りの旅に 散らばるカケラの音 宙に舞う 瞬間をにぎって こぼれないように 静かな あの街へ乗せよう 「鮮やかなラストシーン みたいな風景 ここじゃないどこかへ 急いだって消えない 『到着地 起こされる』 冷たい風あおいで 小さくなる景色 快晴並ぶ 雲を追い越して ガラスになりそうな 街を染めるように 遠回りの旅に 散らばるカケラの音 今日までの 僕らの未来も こぼれないように静かな あの街へ乗せよう」