こたえのないページを めくってくような日々が ため息 色した この街みたいに溶けた 途切れないようにさ つないでた感情だって いまも まだにぎって ポケットに隠してしまう 簡単に壊れそうな 未来ほど きっと 大切にしたいんだ ちっぽけな カケラのまま 明日を夢見たんだろう 願うほど とおく とおく 夜にとけてく 星だって 僕らを 優しくつつんでたから もう忘れないように 夢のままで 醒めないままで ああ 言葉を並べて そっと 焼き付けていた 『通りすぎてく 時間と時間は それぞれにまわって 流れてく 立ち止まる度ため息 そんなふうに 揺られてく日々 あたりまえだった 言葉はいまでも 染み込んだままで まだ途中 目は閉じたまんまで 歩いている 錆びついてしまう前に はやく夜を削って 終わらせたかった 明日もみえないくらいに 深く潜っていたいのに ... ... ... ... ... ...。 とけて消える 泡を探して はぐれないで あと少しだけど かわるがわる世界ながめて 歩けるさ 誰も知らない明日を 信じてた いつだって とおく とおく 届かないほど 儚く流れた 星をさがしていた もうさよなら いまは 夢のままで 醒めないままで ああ 言葉を並べて そっと 焼き付けていた』