醒めるまで

歌詞

このままでいいよ 強がりじゃないんだ 本当そう思ってるんだよ 想いはなくとも 寂しさを 埋める道具でいいんだよ 掛け違えただけのはずだった ボタンを直す事もなく 求めるまま 求められるがまま 愛を囁く事もなく いつか会えなくなるのなら 二人の時は下の名前を呼んで ケダモノみたいなデタラメなキスも 許して その時が来たらきっと 手を引くから 夢なら醒めずに眠らせて それまでは肩を抱き寄せて せめて君の髪が伸びるまでは せめて新しい人ができるまでは 約束さ 凪の夕暮れも 夜の暇も 見慣れた景色も君といる時だけ 時計の針は速度を上げて 世界は終わりを 期待しているみたいだ いつも隣で笑ってて そんなわがままだって言わないから 終電を逃した時 好きな人がそばにいない時 都合のいい僕でいるからさ いるからさ… 目と目も合わさず 言葉も交わさず 締め切った湿った部屋 白い膨らみを揺らして だらしなく縛られたそれに 茹だるような愛を押しこめた あどけない悪魔みたいな顔をした 君を どうして愛してしまったの 夢なら醒めずに眠らせて それまでは肩を抱き寄せて せめて君の髪が伸びるまでは せめて新しい人ができるまでは 願わくばそれが僕だったら