白昼 夢に見たあなたのことが 忘れられなくていつしか迷い込んだ 微熱にほだされた 夕暮れ 間近に あなたは現れて 一緒にと手を取った 揺らいでる心が どこか焚きつけられて 加速していく 見失う速さで ほらこっちだよ はしゃぐようにくるりと回って ほらごらんよ 真夏のはずの窓の外 あなたは あなたは 当たり前だった出来事一つ一つが もう遠く離れた 見知らぬ場所になった 抱きしめられるたび 粉々に溶け散って 散らばったピースを 夢中でかき集めて 枯れた花びらを飾って 飾って 枯れた花びらを飾って 飾って ほらこっちだよ 大丈夫と頷くようにあなたは ほらごらんよ 真夏の太陽 頬を赤く染めて ほらこっちだよ はしゃぐようにくるりと回って そうこっちだよ 白い光であなたが見えない あなたは 私は