握った手のひらこぼれ落ちる砂たち あなたをとても好きでした きっと今でも わたしを1人にしないで ワタシを置いてゆかないで 小さな足跡残して 夢の中へ 繋がった指先はもうとうに離れて 心の準備一つ許されない もう見えない私の事は もう見えないあなたの事も もう消えたい何も持たずに 分厚い闇の向こうへ 微かな愛の響き 僅かなる気の迷い 壊れる夢物語 途切れる指の行方 静かに それは全て 突然のこと 空を飛んだ 夢を見たわ あの時の 夢を見たわ そして散りゆく者たちが 物語りを語り出した 空を舞った 蝶たちが 行方もわからず 放たれたの この指先の向こう側で 何が起こる? 予測できない 身体中から 抜け出す様に 戸惑いなんて もう無いから