もう声が嘘をつけないでいる 夏が終わる もうこんな風に君を想う 事はないなあ… 夕闇をぬけて 触れたかった 知りたかった ああ今日がいつもまぶしいまま 昇ればいい 商店街のプラスチックの桜を盗んだ ばれないように 手を振る「また明日」 本当は少し面倒臭いけど 心のドアを開けておく いつも会えるようにしておく むすんでほどく手の中で 広くなった世界 わざとらしく 大きな声 ちょっと後ろ 君にきっと 聞こえるかな 届くのかな? 面倒臭いけど 心のドアを開けておく いつも会えるようにしておく それは同じだった夜から僕を呼ぶ声 大人になるという事は 夏が過ぎるという事は 何度も僕等旅に出る 広くなった世界