目を塞いでいる いつも見慣れないことばかりで 手を繋いでいる 日々とはぐれないように ねえ本当のことなんて あなたにとってそんなに大切なの? 溢れる声が 僕を笑い飛ばす いつだって繰り返す 今だって裏返る 流行り廃りも 探り合い 騙し合いさ だけど見ていたいんだ 君を夢の中で 当たり前のように変わる想いは 破り捨てて 裸足のまま走り回る 子供のように 日を隠した指の隙間から 見つけた後ろ姿 眺めていることをやめて 砂の山を駆け登ってゆく 目を開いていく ずっと暗がりの中にいる 手のなる方へ歩く はぐれないように ねえ本当は一人じゃ 立ちすくんでしまうくらい 不安でしょ? 溢れる声を 僕は笑い飛ばす 膨らんだ妄想は 代わり映えもしないし 浮いた話は 届かない つまらないな だから見ていたんだ 君を日々の中で 当たり前のように続く想いは 胸に潜め 裸のまま踊り回る 子供のように 日を隠した指の隙間から 見つけた後ろ姿 眺めていることをやめて 砂の山を駆け登ってゆく