遠くに一筋の 光が射している 永く閉じていた 目をこする 素朴な人たちが 私を呼んでいる 重く錆びついた 手をのばし 足をまげる どこまでも どこまでも 続く道を すこしずつ すこしずつ 歩くために 理由がいる まだ うごく まだ みえる 昔は幻に 名前がついていた ひどく大切な もののように 素敵な人たちは 先に行ってしまった 白く輝いた あの場所へ 羽をひろげ はてしなく はてしなく 青い空を どこまでも どこまでも 高く 高く 昇っていく でも みえる また あえる でも みえる また あえる どこまでも どこまでも 続く道を すこしずつ すこしずつ 歩くための 理由がある まだ うごく まだ みえる まだ うごく まだ みえる まだ うごく まだ みえる まだ うごく まだ みえる