Track byRotha and Rapa
もう 夏になれば 過ぎる こだまを見送ったら 汗を拭う手に張り付いた 陽の光を払っていく どこの先へ向かおうとする でたらめな明るい歌を歌いながら 降りそうな空の下を 急ぐ 足にルールを巻きつけ 夢のあとの 澱を飲み込め 燕の肩に降りる 街の熱を川べりに並べ 数えては 覚えている 次の歌へ 待ちきれずに 小さな手を 力強く広げては 口を開ける 子供の目に 映り込む夏の青