答えを持たずに 生まれ堕ちた 心を 身体が 愛せぬと ままならぬほどに ずれてもまだ かけがえの あるは何故 沈みゆき 海 息果てる前に 救い出して メディック 私はここ メディック 輝いても 目に痛いような太陽が 水面を焦がして 光で蓋して 隠していく 何にも染まらず 生きよとただ 習いを守りて 磨けども 透明な声で いざ叫べど 誰の目も 聴き取れず 進みゆく最中に 失った鰓ばかり もがき浮かぶ走馬燈 痛みが刺しても 光灯す場所 また息を満たして メディック 水鏡に メディック 手を伸ばせば メディック 私はここ メディック 鏡の向こう 手に 伸ばされた手が触れる あなたはわたしで 救いの聞こえで 救われてく