最後だと分かった後の 置き手紙は見ることが出来なかった 花が咲けば実を結ぶと 勘違いを繰り返す 君の好きと僕の好きは 違うことなど分かってた 2人の距離 歩幅全て 多分僕だけ恋人の気がしてた 花が舞って蝶みたいね 君を待ってバカみたいね 好きなのは私だっけ? 勘違いしてたみたいね ひらひら舞う君が切なくて 2人の世界を見てるみたい 「最後だね」笑った後の 君の顔はわかってた 花が咲いて実を結んで 2人だけで幸せな気がしていた 徒花って僕等みたいで 花が散って気づくもので 私達って幸せだって 次は笑って言えたらいいね ひらひら舞う君が遠のいて 2人の世界が終わるみたい 数少ない初めてを奪い合うように 数えられないくらいに朝を迎えて 愛とか恋とかわからないけど 思い出で言ったら「濃い」だし 気持ちで言ったら「哀」だった 涙で濡れた何かと 気持ちとは違う溢れる何か 君の初めてになりたかった 貴方の最後になりたかった