いつか散ってしまう儚い生き物 生まれ落ちた時から 僕らは皆 ドラマにもならない初めましてを 映画にもならないサヨナラを 無駄に繰り返してきたような 気がする これからもずっとそうなんだろう 手を伸ばした人も 手を差し伸べた人も 目立ってしまえば 吊し上げ 「僕は皆と同じ考えですよ」 「僕は皆に認められる人ですよ」 そんなアピールだらけ! 最近そんなのだらけ! 生まれ落ちた時から 僕らは皆 同じ運命のもと それぞれの道をゆく 何がやりたいんだろう? 何を残したいんだろう? この命 限りあると知った その日から 輝くために残された時間に追われる ありとあらゆる情報に 踊らされないでよ どうせ自分が一番大切なんだから 未だに終わらない 呆れた感情論 画面の向こうにはいつも 配偶者を貶す親だらけ さぞかし立派な子を 育てるのでしょう そんな未来はきっと安泰だろう 最高だ! この世界の大半は 愛に飢えた人間の思想で できている 「私こんなにも頑張ってるのに」 「私こんなにも可哀想なのに」 誰も貴方のコトなんか 分かっちゃくれないよな! なぜなら 生まれ落ちた時から 僕らは皆 同じ運命のもと それぞれの道をゆく 何がやりたいんだろう? 何を残したいんだろう? この命 限りあると知った その日から 輝くために残された時間に追われる ありとあらゆる情報に 踊らされないでよ どうせ自分が一番大切なんだから 見失わないでよ どうせ人のコトなんか どうでもいいんだから