行き場のない痛みが音を上げた とっくにあなたの声に気づいてた 音もなく崩れた心には さよならももう届かない いつから変わったの 身にまとう香りや口癖が もう あの頃に戻れないと 淡い期待を 壊してく ずっと死ぬまで一緒と 抱きしめてくれた あなたの 心はもう此処にないと そばにいるほど 思い知る なぜ人は心から 愛する人がいても あらたに人を愛するの 未来を信じた 惨めな私が アルバムの中で 笑っていた 行き場のない痛みが 音を上げた 二人の歴史が終わるその時まで あと少し まだあと少しだけ 紡いだ日々を偲ばせて あなたと出会って 自分のことを好きになれたの あなたが一緒だから明日を 生きたかった いつかこの傷が癒えたら ただ真っ直ぐに 手にしたものに感謝して 羽をのばしたい 行き場のなかった こころの声が かすかに脈を打つ音がきこえる かなしみの果てに出会うものが 誰かを救うと信じて