あなたの声が 聞こえるはずもなかった 最終電車 ないものねだりはすんな ついてないのだ それだけだ あなたの顔がまぶたの裏で笑った 公衆電話 夜の出口を探した 雨も止んだし 泣こうかな さよならハニー 言いたいことは分かっていた さよならハニー しかめっ面で歩いていた さよならハニー あなたの髪がユラユラ揺れて匂った 一週間は幻と戯れんだ さよならハニー 体の乾き癒していた さよならハニー 言葉は逆に嘆いていた さよならハニー さよならハニー 言いたいことは分かっていた さよならハニー しかめっ面で歩いていた さよなら 赤い花が散ったのだ だから今日も風に吹かれたのだ