忘れかけてた遠い夏の強い夕立ちを ひどく暑くて少し熱をおびた君の頬 一つ踏みだす二人の別れに君はただ これから起こる時間に俯き口を閉じた 乾ききった街を 夕立ちが降り包みだすと 別れ間際のあの あなたの匂いがするのです あの日君が帰る 背中はなぜか思い出せず 強く降り注いだ 夕立ちだけが今も降る つぐんだはずの思い出の糸がほつれてく もう帰るよ、一つ踏みだす約束をしたね 乾ききった街を 夕立ちが降り包みだすと 別れ間際のあの あなたの匂いがするのです あの日君が帰る 背中はなぜか思い出せず 強く降り注いだ 夕立ちだけが今も降る 乾ききった街を 夕立ちが降り包みだすと 別れ間際のあの あなたの匂いがするのです あの日君が帰る 背中はなぜか思い出せず 強く降り注いだ 夕立ちだけが今も降る