追風に吹かれ覚悟を決めた僕は 少し力んだ右の肩に こう言い聞かせてやった お前が今日まで背負ってきた何かを 少し下ろして みんなを驚かせてやろう 僕は今、自信があるんだ 裏付けるものなど無いけど 志を風に靡かせ しっかりとそれを掴まえるんだ 追風に吹かれながら僕等は飛び越えた 勢いをつけ無我夢中で掴まえた 通り過ぎた奴等がみんな振り返る あいつらは勢いだけだと 追風に吹かれ力を知った僕は 少し乾いた口を開けて 吸い込んだ 吸い込んだ 奥歯を摺り抜け心に着いた風は やがて血となり 血は熱く体を燃やした やる時はやると信じている 後悔はいつも付き纏う 志を風に靡かせ しっかりとそれを掴まえるんだ 追風に吹かれながら僕等は飛び越えた 勢いをつけ無我夢中で掴まえた 通り過ぎた奴等がみんな振り返る あいつらの勢いが欲しいと