<小倉恋ごよみ 唄:服部浩子> <詞:松井由利夫 曲:叶弦大> 夜の帳が 裾野を包む 入日がにじむ 小倉山 逢いみての恋しさ 切なさに 紅をさす 指を噛む …あぁ 胸の炎が ゆらゆらと 焦がれて一人今日も 恋人を待つ その場繕う 戯れならば 解かぬものを 黒髪を 村雨の白露 槙の葉は 秘めごとの うつし絵か …あぁ 胸の炎が ゆらゆらと 三十一文字に熱く 綴る文 <♪♪♪> 絹の褥を 手さぐりながら 残り香しのぶ 七日月 瀬を早み流れる 水音に 夢ならば 夢でいい …あぁ 胸の炎が ゆらゆらと 明日は叶う花の 恋ごよみ