今夜も気の合わん奴等と 満たされん日常を薄めあってる 傷を舐め合うふりして互いを 蔑んでいるのさ 何者にもなれない無力感とか 生きる意味を問う虚しさとか 気づかないふりをして 今まで騙し騙し生きて来た もう何もかも嫌になって 消えてしまいたいと思ったとしても その口に咥えた銃の引き金を 引くことがないように 頭の中ひどく苛立って ドクドクと感じる鼓動が まだ終わりじゃないって証拠だから 生きてく為に生まれて来たんだ 今更引き返すことなんて出来ない 窓を叩くようなひどい雨や 怒鳴るように響く稲妻に 責められて自己嫌悪になっては 同じ朝を見ているんだ 現状を変える努力もしないで その上根性も気力もないから 空想にふけって暇をつぶして 夢から覚めることはない もう何もかも上手く行かないよ 全て終わりにしたいと思っても その心臓に当てたナイフを 深くまで突き刺すことがないように 心の中赤く燃えて ジンジンと感じる痛みが まだ欲しがっているって証拠だから 生きてく中で生まれ変わってる いつだって今日が始まりの日なんだ いつかは自身の脚では立てずに 名前も忘れてしまうのかな? 若さもセンスも才能も感性も 儚くて危ういものだから 手で触れて 声を聞いて 体温 循環 呼吸を感じて 何度も存在を確かめているんだ 生きてく為に生まれて来たんだ 今更引き返すことなんて出来ない 生きてく中で生まれ変わってる いつだって今日が始まりの日なんだ 命を懸けて生き抜いているんだ 今その瞬間を感じているから