ばぁやん元気ですか? 「なんともねぇっちゃ」が口癖で 笑顔で腰をトントン叩く 今日ばぁやんの夢みたよ 空気の悪い都会で いつの間にか自分見失って そんなとき佐渡からの電話 たまらず受話器おいて駆け出した 寂しい時には 「なんともねぇっちゃ」って 泣きそうな程 温かくて 壊れそうな心つつんでくれた ねぇばぁやん 今、あいにいくよ 車の窓越しから カンゾウ祭りの音と 佐渡おけさが聞こえてくる 蘇る懐かしい記憶 ばぁやんとふたり よく寝っ転がって 一緒に空を見上げていたね あの時は夢ばかりみていた ねぇばぁやん そっちも晴れてますか? 朱鷺が飛ぶ瞬間 触れた天然杉 ばぁやんが隣にいることも 当たり前のことだと思っていた ねぇばぁやん 逢いたいよ… 聞こえていますか? おら佐渡さ帰ってきた 佐渡は青と緑に抱かれて 美しいままで変わっちゃいない ねぇばぁやん あぁ そくさいでな