いつからかため息が癖になっていて 吐き出した寂しさが幸せの感度を 奪う 俯いて歩くのが嫌になったから 目を奪い去った青空ばかりを 思っている 咲けないままの花じゃ 散れないままで どうかしたくてこの白々しさを 殺したいと思うほど 空の色すら秘密にして さよならが何度だって聞こえてる 透明なまま 懐かしむほどぼやけてゆく 忘れたこと、忘れてないこと、 僕らの答えも 嗚呼いつまでも朧んだ花弁と 星屑、照らす音は刹那 遥、遠く、遠くへと消えてく 背を追って 消えないこの痛みは癒えないままで 私らしさをこの空の青色に 染め上げたいと思えば思うほど 降り出した雨が止むまでは 気怠さに泣いてたって 聞こえてるあの日の歌が 何も言わなくても伝わるなら 許せたこと、許せてないこと 終わりにしたいから 空の色すら秘密にして さよならが何度だって聞こえてる 透明なまま 懐かしむほどに褪せてゆく 忘れたこと、忘れてないこと、 僕らの答えも ああ色付いて揺らいだ花弁と 涼風、鳴らす音は刹那 遥、遠く、遠くへと消えてく 忘れないでなんて 言えないままの僕らを連れて行って
