白鯨の背に乗って ずっと遠くまで行こう 逃れ焦がれる様に 旅へと急ぐんだ まるで夢に酔って ふっと宙を舞っていよう 欲望の浮力で 臆病者を振り払って きっと一歩 僕らは間違えて いつも地図を書き換えて行け 今日が終わる頃に 肩落としたって 飽きもせずまた僕ら 朝を欲しがって ごらん白んだ空が浮かび出すよ 白鯨の様に 明日へ昇りゆけ 白鯨の背に乗って ずっと遠くまで行こう 要らない物は置いて 足りない物を望んで 引き換えにしてきた全部を 想い嘆くより この先を探して その足を踏み鳴らして きっと一個 僕ら見失って いつもピースを組み換えて行け 今日が終わる頃に 肩落としたって 飽きもせずまた僕ら 朝を欲しがって ごらん白んだ空が浮かび出すよ 白鯨の様に 明日へ昇りゆけ 今更になってなんて 遅過ぎるだとか道理はないだろ 気ままな身勝手だって まだ舞えるはずさと唱えるんだ 日々はそうさ困難の連続も 等価交換の原則を 守りながら回って 少なくとも僕らの心臓は 高鳴っている 切りがない欲望がほら 紛れも無い本当だ 眠らない本能がほら 脈打つ度心臓は高鳴っている