頭蓋の裏 這いずる虫 意識の中 問い掛ける 「ねぇねぇ、此処にどうして居るの ?」 「僕は君の唯一の理解者さ。」 神経を蝕み 感覚、奥底まで侵される 思考回路 断絶 CO2過多 虚ろな視線で 精神崩壊 覚醒気味 目前に彩る空間 非科学的 幻想パノラマ 人格喪失 三人目の私が迎えに来る 真紅色に染まった手首は… 暗い部屋 一人笑う 此処で私 意識を断つ 全て終わり これ始まり 形、色もない世界で 精神喪失 全て 無 です ズタズタな意識はどこ? 存在する価値すらないから 悲しみ苦しみ なにもないの 機能停止 前頭葉 生命維持装置を外して 「おやすみ。」