ため息の街誰も皆急ぎ足僕の 目の前を 過ぎてゆく 歩き疲れた体を包む風に 君の 声を 探しているよ 一人 移ろう季節の中で 変わらない面影が 今でもこの胸によみがえる あの頃のまま サヨナラ君が 愛してくれた 時はいつも 優しく想い出を飾るけど サヨナラ僕は 忘れないだろう この場所から歩いてゆく 明日も 知らずに 夢見ていたまぼろし 記憶のかけら無邪気に笑うその横顔 戻る こともできない 二人 眠れない僕の心 暖めてくれたよね 隣に君はもういないけど 抱きしめたくて もう一度君と わかりあえたら ずっとそばで 離さないと約束したのに サヨナラ僕は 愚か者だよ 今になって気づいた恋しさも 涙も 遠い夢に消えてく 愛の メッセージ そっとこの胸に刻んで サヨナラ君を 愛していたよ いつの日にか優しく 想い出に変わるまで サヨナラ僕は 忘れないだろう この場所から歩いてゆく 明日も知らずに 夢見ていたまぼろし