明日には発つこの街とっては 日常のとある日 あとふたつ夜が来る頃には 君のいない街 冬なら人影無いと 浜辺でふたりっきり越えた夜 世界を狭める両側の コンビナートの灯さえも綺麗だった 今夜はハイライト この街のハイライト 明日にはもう バーガー・ショップで働く君も 夕暮れにラジオ全開で 迎える車もなく この胸に一体いつまで仕舞って その場所覚えとけるのだろう? あの夜の波音やキス… 工場達からのギフト 今夜はハイライト この街のハイライト ならさ今夜は行こうか これまでや 現在に至るまで蔓延る邪魔を捨て きっと世界はふたりを認めずとも 二度と分かち合う事がないとして 再会が意味など持たぬほどに 今 起こる瞬きに懸命に ギリギリだ、もう、ギリギリだ 眠ればきっと少しだけ バックしてるよ <♪> 明日には発つこの街とっては 日常のとある日 いつかの夜が来る頃には 皆もいない街 冬なら人影ないと 浜辺でふたりっきリ越えた夜 まだ轟々と響いた 沿岸の無数の作業灯 今夜はハイライト この街のハイライト ならさ今夜は行こうか これまでや 現在に至るまで蔓延る邪魔を捨て きっと、世界はふたりを認めずとも 二度と分かち合う事がないとして 再会が意味など持たぬほどに 今 起こる瞬きに懸命に ギリギリだ、もう、ギリギリだ 眠ればきっと少しだけ パックしてるよ <♪> 『その人生を10インチの定規に 見立てては、今どの辺りを 踏ん付けてるか、計算するのか?』 10インチきっかりの目盛りを 踏ん付けているよ。明日の朝 起きれば、また少し 後退りしてるさ。