ゆらり ゆらり 揺らめく 柔く淡い刹那は ふわり ふわり 揺らいで 鼻先を撫でた 春に運ぶ 有り触れ 不意に訪 気配は 流れ 後に千載 気付く一隅 モノクロに残り端 未完成なキャンバス 華やぐ色彩で 二人描きたい Snowing flower 空に舞う花ビラ 微笑むキミを飾った Snowing flower そっと手をつないで ほどく風花 想いを結んだ糸 蕾色づくように 一色ずつ 一歩ずつ 寄り添い 紡いで Snowing flower 風染まる花ビラ 溶け去ってしまっても Snowing flower 二人の胸に消えぬ風花 Snowing flower 舞いゆく花ビラ 優しく空を飾った Snowing flower いつまでも 消えぬ風花 ひらり風花