こんな世の中で私あなたに恋をした 丸いメガネのフチに隠した目 こんな世の中で私あなたに会えて 幸せよ 通り過ぎてゆく街を眺めてる 遠い昔に 読んだおとぎはなしのお姫様は 悲しみのない世界で生きてた 今残酷な社会が誰かを想う 心を奪ってしまう前にさ 早くここから逃げ出して そして春になって 2つライチの実をかじった 君と交わしたあの夜の味 誰かのせいにしたって 決して満たされない毎日に そっと手を振って 逃げよう 二人なら パッと羽を開いて 指を飛び立つてんとう虫は 次はどこへ向かうのでしょう まだ憧れた未来は かすかに灯る 灯りの向こうに 残っていた まだ信じてみてもいいかな ハッと我に返る夜はいつでも 孤独だけど あなたとならば生きていたいのです また残酷な社会が誰かを想う 心を奪ってしまう前にさ 早くここから逃げ出して