まるで違う生き物なのに 何故か僕ら一括りで 語られる度に虚しい(侘しい) 上辺だけを飛ばし読みして 計り知れる そんなものが 僕だというなら 理解らなくていいよ 理解ろうとするな (追いつかない)修復が間に合わない こころ こころ 壊れない 消えない ものはどこにもない(こたえを) 誰も 教えてくれない 投げ出されていた 僕ら 明日もない 描けない どんなに鮮やかな景色も 僕の目には鈍色(にびいろ)に 映る仕様(それでも) こころは僕のものだ 迷い込んだ方程式も 解があると知ってるなら 不可解な今日より 幾分ましだ ずっとましに見えたんだ (許されない)大枠に填まれない こころ こころ 甘くない にべない 世界だと僕に(差しだす) その手 正しいらしい道筋へ招く 誘う 手負いの僕らは 信じるすべさえ持たなくて 胸をつんざく音だけが何よりも (確かで) こころは僕のものだと喚く 撒いたはずの目印はもう いとも容易く ついばまれて 帰り道を忘れてしまった放浪 まともになれない それは本当に 僕だけなの? 壊れない 消えない ものを隠し持つ ひとつ 止まれない 戻れない どんなに懐かしい景色も 僕の手では守れやしないんだろう (誰にも) 触らせはしない(決して) こころは僕のものだ