AWA

散って往くだけ

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  • 2023.08.23
  • 3:40
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歌詞

ただバスが来ないとこうやって 夕焼けに一人飲まれて行く まだ諦めないとこうやって 木の根にしがみつくのはあの僕ら 来る春のざわめきを取っ払う ひと夏如きで歌っている ただ僕らは今、春跨ぐ匂いが 胸を貫いてる 年を取ってほら 今十を数えて なんだ、あの若いのは 「僕は君の詩だ。」 今春を跨いだどうだっていいのは ただ言葉にする価値 ほら貴方もどうかこうやって 今だけは君を歌にさせて欲しい 散る花を眺めて落ちる、落ちる 僕の眼に一つ顔浮かぶ 何十年か先のことも 気づけば君は変わって行く 夜が明ければさ また一つ花びらが散ると思いだす そんなことないよ ただ今は君の音一つきかせてよ 耳を澄ませば春はこうやって 一風だけ吹かせ陽は落ちる でも今日を終わらせてしまうとほら 夢は終われないのだから 一冬を終えて歩いている 明日から僕らまた一人 一つ花びらが落ちてくる 覚えている、花吹雪を ただバスが来ないとこうやって 夕焼けに一人飲まれて行く まだ諦めないとこうやって 木の根にしがみついていたのに そろそろ僕はこうやって 散り往く、ただ春を跨ぐ 大人になるにはどうやって 背伸びをしても届かないのだから 分からないまま春跨ぐ

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