このまま消えて居なくなったら あなたは悲しんでくれますか? あまりにも綺麗に笑うから 僕は「離したくないよ」と言って 抱き寄せた このまま声が出なくなったら 君の「名」を呼ぶことも 出来ないんでしょ? このまま耳が聴こえなくなったら 貴方が私を呼ぶ声も 聞けないんでしょ? ねぇ?神様…もう何もいらないから どうかこれ以上 僕らから何も奪わないで ねぇ?神様…僕は鳥じゃないからさ 高く羽ばたけないけど 君の所までは飛べる気がした。 薄暗い夜道 まるで私の「心」を 写してるみたいです。 「死ぬのは怖くはないよ」 「じゃあなぜ、声が震えてるの?」 とは言ったけど、そりゃ怖いよな… 辛いよな…苦しいよな? 余命なんて言葉、映画や ドラマだけの話だと思っていた もしも病気が治ったら… わたしの病気が治ったら 「君と手を繋いで この先も歩きたいんだよ」 もしも病気が治ったら… わたしの祈りが届くなら、 「これからも 隣で笑っていたいのです」 「ねぇ?神様… もう何もいらないからどうか これ以上僕らから何も奪わないで」 「ねぇ?どうして君が 自分の事のように必死になって 泣くから…私まだ 生きたいと思ったじゃないか」 想ったじゃないか 本当、ずるいな君は ねぇ?最後に聞きたいことがあるの 「私産まれてきて良かったのかな」 我慢して溜まった涙も溢れそうで 「良かったよ」 なんて君が必死に言うから 思わず溜めてたこの涙は溢れ出した 消えてなくなって最後に気づいたの 「私…愛されてたんだ…」