言葉を選ぶ間に頬を伝っていく涙 あなたと過ごしてきた日々は突然に消えた すぐそこにある明日に孤独の波が押し寄せる ああ、これでまた淡々と回る世界の一部に 戻ってしまうんだ 滲んでしまった夜に もたれかかった明日は やりきれない僕を残し とても自然にあなたを隔ててく 記憶を含んだ景色がじっとこちらを睨んでる 朝よ 来ないで 空は白んでく 言葉を選ぶ間に頬を伝っていく涙 あなたと過ごしてきた日々は突然に消えた すぐそこにある明日に孤独の波が押し寄せる ああ、これでまた淡々と回る世界の一部に 戻ってしまうんだ 記憶を含んだ景色がじっとこちらを睨んでる 朝よ 来ないで 空は白んでく 空は白んでく それは言葉にできる種類のものではなくて この世で完璧なカタチになるような感覚 ふたりで作り上げた脆く特別なものは ああ、今はもうここにはないここにはない 恐ろしく冷静でいつもと変わらぬ朝が 僕をひとり記憶の片隅の方に誘う まだこの先がうまく想像できない頭を抱え 力尽くに淡々と回る世界の一部に戻ってしまうんだ どこにだって存在しているようで あからさまになくなってしまうようだ どこにだって存在しているようで あからさまになくなってしまうようだ