店を出たら二人は 別れ告げて背を向け それで全てか終わるはずだった 降りだす雨にあわてる街は ガラス越しのちがう世界みたい Ah 氷だけのグラスを そっと指でなぞって 何か言葉探しているあなた なぐさめないで ため息だけが 終ってゆく恋の答えだから Ah そんなふうに見つめないで 二度と二人は戻れないと 知ってるくせに そんなふうに見つめないで ふいに涙があふれそうになるから 笑いあった季節は 早く過ぎてゆくのに 今は時が痛いくらい長い もうすぐあがる真夏の雨は そうよちがう明日を つれてくるの Ah そんなふうに見つめないで やっとあなたを思いきった さっきの私 そんなふうに見つめないで だめよ心かくずれそうになるから <♪> 店を出たら二人は 別れ告げて背を向け それで全てが終わるはずだった 遠くに消える雷の音 人の波が流れだした舗道 Ah そんなふうに見つめないで 二度と二人は戻れないと わかっているわ そんなふうにそらさないで だめよ涙が止められなくなるから