絡めた指先をさり気なく外して 微笑みは真実の寂しさを識っている 振る星空に願いかけたあの冬の日 寄り添った気持ちは 二度と逢えなくなる 今日に脅えてたよ 消えぬように君よ希むままに この闇に白く残して 華やいだ刻燃え尽きてゆく 儚さは雪のように <♪> 見詰めれば心が伝えてしまうから 目を閉じて寒いねと大切に呟いて 空の天使が光祝福する夜に 僕らはささやかな胸のロウソクの 灯り吹き消したね 幾つもの罪を抱えたまま 同じ手で君に触れたら 何かを深く変えてくだろうか 汚れさえ見えぬままで <♪> はばたいてゆく時間は 何一つ告げずに 行き過ぎる想いまで攫ってく 降り注いだ輝きは決してそう 嘘じゃない優しく二人包んで 消えぬように君よ希むままに この闇に白く残して 華やいだ刻燃え尽きてゆく 儚さは雪のように 幾つもの罪を抱えたまま 同じ手で君に触れよう このまま二人溶けてしまえば 宛もなく流されてく 鮮やかな君よもっと近くに 真っ白な闇に堕ちてく 最期の季節閉じ込めてゆく 永遠は雪のように