どこからか懐かしい君の声 聞こえた気がしたの くちびるをくすぐる甘い風に あの日のぬくもりを 何も知らなかった いつでもここにいるよ 君の言葉のまま 未来を信じていた日々 追いかけて見失う君の影 さまよう迷い道 ごめんね 愛されても 甘えてばかりいたね 君の前にぜんぶ 投げ出すほうがよかった 幾千の想い いつまでも忘れない 喜びも悲しみも そのままに胸の中抱いて 少しずつひとりで だいじに歩いてゆく 月の光あびて 夜露をはじく花びら 幾千の想い 星空を駈けめぐる あこがれもとまどいも そのままに胸の中抱いて きまぐれな風にさえ くじけそうになるけど いつか君の窓辺で 光る星屑になる