光跡

歌詞

夜の入り口に立って車のキーを弄ぶ 行く当ても無いくせに ハンドル握りしめている 1人で眠るなんて 慣れているはずそれなのに 貴方の街へのルート 思い出してる無意識に 思考回路は環状線みたい 何度でも同じ場所を回る 何かを置き去りにしたままで ここまで来ていた 同じ夜に住んでいるのに 重ならない違ってる2人だね 追いつけない触れられないその背中 知っている踏み込めないアクセルを きっと「思い出」とさえ 名前のつかないことなのに 痛い程優しくて それだけでいい 嘘ついた 貴方の残像(かげ)写して 閉じ込めたまま繰り返す 瞳で長いシャッター 切っていた事 教えない 欲張りになって困らせたい 特別な味のするキスして 2人戻れないようにしたら 会いに行けるのに ミラー越しに見えていた光 跡形もないほどに遠く 曲がりきれなかったあの場所は 出口だったのかもしれないね 正しい答えに気づいてたって 止められない追いかける 貴方だけ 同じ夜に住んでいるのに 重ならない違ってる2人だね 追いつけない触れられないその背中 知っている踏み込めないアクセルを 夜をすり抜けてく 貴方のように