しんしんと 楽しそうに降ってる 雪を理由にして あなたに電話をかける 見ているかい 綺麗だね 曇った窓に丸かいて覗いてる 私を想像して 二人を繋ぐ 白い冬の口実 初めて恋を知った日 この上ない色の無い世界 それとあなたの色 ずっと 雪が降ってたらいいのにあなたは ふと 私を思い出しちゃうんだから 手のひらの柔らかさ 暖かさ忘れられなくて ぎゅっと 握っていて 握らせて 海色の約束は 出来ない 二人は春にさえも 行けない事くらいわかっている 降り止む頃は 魔法なんて要らないわ 初めて嘘をついた日 雲ひとつない青空だった 雪だるまは帰ってた ずっと 冬のまんまならなんてね私は もう 魔法になんて頼らないわ 手のひらの柔らかさ 暖かさ愛おしくて いつまでもずっと 隣に居て 溶けないでいて