ありえないほど美しいものに出会い 全てが鮮やかに色づく 心臓をくり抜いても きっと虹がかかるよ 思い出の後ろで音楽が流れてるのは しらけた時間を埋めるため 独り言なんて かき消してしまえばいいよ ちょうどいい例えを 見つけたかっただけ 僕が勝手に鳴らしてるだけ 地面に残した熱の 怨念のような 子供のような 声がする うううううう ううううう 君は風をよけて まばたき 虫も人も この世の意味がわからない なぜか永遠を 薄目を開けて噛み締め 僕も風をよける 過去も未来もないよ 僕も君もいないよ いま思うことをすべて 言葉にしようとしてるあいだに こぼれ落ちた現実がバラバラに 妙な線を描いて転がって いまブレーキの錆を削り取る 苔の生えたバケツを覗き込む そこにきらめく何かを見つける それは失くした鍵さ いま思うことをすべて 言葉にしようとしてるあいだに こぼれ落ちた現実がバラバラに 妙な線を描いて転がって いま