はじめに嘘があった それだけ 気付けば歌になっていただけ はじめて嘘をついた 忘れないよう書き留めておいた ノートの向こうから 聴こえた声を確かめてみたくて 何も無い僕を満たす 「何も無さ」の中で それでも何かを 歌えそうな気がして 書き込む溜息のような音 [あ ] 言うべき言葉を探して ABC(イロハ)を繋いだ 和音(わをん)へ すべては口から出まかせ それでも届くなら はじまりの光を集めて 何れ辿り着くおわりへ いつかは君の元へ 音の波と言の葉重ね 解き明かせない イメージの先へ この空っぽの何処かに 有ると信じたから 聴きたいセカイ 描いていただけ やがて物語りだした それだけ この小さな絵空事が 塗り替えた現世が見たくて ああ 僕等の虚しさが暗闇を照らして 誰かの(未知)道に なりますように 音の波と言の葉重ね 解き明かせない イメージの先へ この惑星の隅っこで まだ無いメロディを はじめに嘘があった それだけ 気付けば歌になっていただけ この小さなWAVデータが 少しだけ変えたこの未来へ ああ
